細菌性膣炎(さいきんせいちつえん)
大腸菌、腸球菌、ブドウ球菌などの細菌が膣内に繁殖して炎症を起こす病気です。膣炎は、菌や原因にもよりますが再発を繰り返しやすいと言われています。
また、ストレスや体調にも左右されて発病する場合もあります。
完治するまで治療をやめないこと、下着はいつもきれいなものを着用することなど
も大事です。
萎縮性膣炎(いしゅくせいちつえん)
女性は更年期や閉経をさかいに、卵巣からのエストロゲンの分泌が低下します。これに伴い、外陰、腟、子宮などの生殖器に萎縮、退行性の変化がみられます。
膣は短くせまくなっていき弾力性を失って膣分泌物の量も減少し、細菌感染がおこり
やすくなります。
こういったエストロゲンの欠乏による膣炎を萎縮性膣炎、または老人性膣炎といいます。
膣壁裂傷(ちつへきれっしょう)
腟は性交時の交接器であるだけでなく、分娩時の産道にもなるため、本来伸縮性に優れているものですが、更年期や閉経以降にはエストロゲンの消退とともに腟壁の萎縮がおこって
伸縮性が乏しくなるため、性交渉によって腟壁に裂傷を生じることがあります。
また、暴力的な性交渉によっても裂傷が生じることがあります。
外陰がん(がいいんがん)
外陰部とは、恥丘、大陰唇、小陰唇、陰核(クリトリス)、外尿道口、腟前庭、腟口などの総称です。
外陰がんは閉経後によくみられます。診断時の平均年齢は70歳です。
女性の寿命が長くなるにつれてこのがんも増えていくと考えられています。
膣がん(ちつがん)
腟がんが婦人科癌に占める割合はわずか1%程度です。膣がんは主に45歳以上の女性に発生します。診断時の平均年齢は60〜65歳です。
腟がんの95%以上は扁平上皮がんです。腟の扁平上皮がんは、尖形コンジローム
(性器いぼ)や子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスが原因で発生することが
あります。
クラミジア感染症(くらみじあかんせんしょう)
性交渉による感染症でクラミジア菌により発症します。潜伏期間は3日〜1週間程度。とにかく、症状が少なく軽いため、よく“性器の風邪ひき”などといって軽く見て感染さして
問題視しない医師さえいる程ですが、 実はかなり深刻な問題をおこしてくるのです。


